miwatakaの日記

生き方の知恵

継続収入を作る方法

いま現在和多志は年間60万円の継続収入があります。ネットに本当に良くある不労所得を得る方法や働かずに収入を作る方法と言ったような情報商材は腐るほどありますが、和多志の場合は地道にこつこつ積み上げてきた方法なので一般的ではないかもしれませんがこちらに記載しておきます。

ビジネスを行う上で非常に良い重要なのが継続収入を得る仕組みを確立させるという事です。

物販にしても営業にしても投資にしても何をやっても一発の収入が多くても後に続かなければ結局のところ衰退する道を辿るでしょう。

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良くある話ですが宝くじが6億円当たっても、10年後当本人は90%の確率で破産してしまうというのは有名な話です。

当選したことを自慢げに言いふらしてしまい知り合いや古い友人が何かと忍び寄ってきてお金を借りにきたり、うまい投資の話を持ちかけてきたり、生活水準が徐々に上がっていき結局は破綻してしまうと言った話は本当に良くあります。

昔でいうと小室哲哉さんや与沢翼さん、ポールマッカートニーやプロのスポーツ選手でも良くある話です。そしてこのブログの本人、わたしもその一人です。

ビジネスを上手く軌道に乗せて億単位のお金を稼いだとしても結局は使い方が分からなければ稼ぎ続けることは出来ないです。

特にお金を稼ぐ事の原動力が消費によって生まれている場合は注意が必要です、やる氣を出すために高級車を買ったりブランド品で身の回りを固めたりモデルと付き合って散財するという本当に良くある話です。

自分自身でこのブログを書いていて笑ってしまいましたが、和多志がビジネスで成功していた時期は本当にここに書いた同じ事を行なっていました。本当に絵に描いたような馬鹿な消費活動によって自分自身に酔い、お金の魔力に完全に取り憑かれてしまったようでした。

スティーブ・ジョブズ氏の格言通りお金は稼ぐ事よりもそれらを有効に使う事は同じぐらい難しいと言っています。

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和多志自身、稼ぐ事への執着心は非常に強く日々の原動力は全て仕事に費やしました。そして溜まったストレスは飲みに行き美人なお姉さん方にちやほやされてお金をばら撒き高級車に乗って信用がついたと勘違いをしてタワーマンションに住み、ゴマ粒のような人を高層階から眺めてお酒を煽り夜景に酔い、従業員をこき使って勝ち誇ったかのような時間を過ごしました。

そんな横柄で未熟な偽物の成功をきっと誰もが良く思っていなかったでしょう。

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そして遂には消費して稼ぐ意欲を循環させるサイクルが嫌になり行き場を失った欲求は狂ったような性欲に向けられて毎日のように風俗に通い心の寂しさを埋めていこうと必死になった。

ひどい時には仕事が終わって3件はしごをして風俗に行き頭が真っ白になるぐらい女体に癒しを求めて性欲が尽きた頃、ふらふらと飲みに行き夜中までアルコールに塗れて溺れるほど酒に任せていました。

そんな馬鹿を止めてくれる人は側に居なかったし、そんな人間に寄り添ってくれる人は居ない筈です。

時すでに遅し、和多志のビジネスは穴だらけでやりたくないことから逃げていた為、役員や従業員は言うことを聞かずどんどん業績は悪化していき、またそれを紛らわすために酒を飲み夜の街や風俗に発散していった。

もう逃げられない、野心は底をつき会社の支払いが出来そうにもなく最後の余力だった資金を横領され従業員も役員も飛んで行った。

古い友達にもお金を貸したが結局返済はないし、それどころか連絡も途絶えた。

お金を持つと生活水準が上がり、少しの余裕は隙となり穴が空いている堤防は時間を掛けて崩れ始めると止められない。砕け散る壁を止める手段は最早皆無だ。

爆発するように壁は粉々に砕けてそれまで作ってきた人間関係や自信や何もかも吹っ飛ぶ。

心が折れた時、何も止められるものはないし誰も、誰一人として味方は居なくなる。

経営者の宿命ってやつだろう。

支払いという資金の力を失えば、役員も従業員も取引先も敵になるし、勿論親族や親戚や友達も連絡する意味がない、煙たがられるだけの事だ。客には信用を失い、本当に誰一人として助けてくれる人は居なくなる。

完全に終わる。

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和多志がビジネスを失敗して心もズタボロになり地べたを這いずり回って生きた3年間もようやく終わり、再スタートの位置に立てた。

止まない雨はない、夜明け前が一番暗くて寒い、神は乗り越えられない問題は与えない、失敗は人生の深みを齎す、そんな先人の残した有難い言葉だけが真っ暗な砂嵐を抜ける唯一の小さなロウソクのような灯火でした。

今後は一つも欲求を紛らわすような消費はしない。いや、正直いうと自信はない。

どんなに頑張って突っ張っていても性欲には敵わないし、風俗こそあれから卒業したもののやはり女には弱い。

出会い系や、向こうから誘ってくることに関しては断れないしやめられない、多分根っからの女好きなんだろう。

過去に同棲していた彼女達も狂ったように性行為を求める和多志に嫌氣がさしたのかもしれないし、自分でもなぜこんなに性欲が強いのか疑問になるし、世間の人達はここまで性欲はないのか?と疑ってしまう。

いや、話を戻すととりあえず、お金は稼いでも使い道が大事だって事。

いっそのこと家庭を持って稼いだ部分をちゃんと彼女なり、奥さんなりに監視監督してもらうといい。そして慎ましく生きるべきである。一般的な暮らしで質素倹約を楽しみたまに旅行に行くぐらいの感覚でないと支出が増える暮らしは歯止めが効かない。

だから稼ぐ前にしっかり使い道を建てること。

たぶん人間一人では無理だ。

特に和多志には無理だ、誘惑と欲望、特に性欲には敵わない。断ち切ることは出来ないものとして認識して対策を立てる。

 

現在ビジネスで残った唯一の継続収入は普段の生活と別で貯蓄と再投資に回っている。

これが7年間事業を行い、僅かながらに残った財産だ。

営業で売り切りをしていた殆どが散財に消えたが、唯一こつこつ保険料の契約を繋げていった結果がいまの継続収入に繋がっている。

本当に有難いし、命が繋がっている。

 

人生は意外と短い、あっという間に10年が経ちいつのまにか40歳になろうとしている。

全財産を失い、何にも信用がないだろうが、唯一の自分が残してきた成績の宝は胸の奥に経験として今も輝いている。

失敗は和多志の性格を素直にしてくれた究極の先生であり、突発的、衝動的に物事を判断して行動しなくなった。

行動力や決断力が無くなったとも思えるほど何かを決めることに恐怖を覚えているが、これが先10年も経てば正解だったのか現実として見えてくるだろう。

和多志いま心穏やかで次に進める準備が整っている。

ようやくうつ病も軽くなり焦りから解放された、そんな感覚を実感している。

人生は川のように激しく流される時もあれば穏やかな流れもある、それに沿って歩くように旅は続くのかもしれない。

金持ちになるのか一般的なのかそれは定めによる天命なのかもしれない。

無理に望んでも結果たどり着くところは同じなのかも知れない。